結婚相談所に入会すれば、必ず結婚出来るわけではありません。

 

決して安くはない費用をかけて入会するのですから、やはり気になるのが成婚率です。

 

結婚相談所に入会して結婚した人はどのくらいいるのでしょう。

 

結婚相談所のパンフレットなどには、成婚率の高さがアピールされています。

 

しかし、そもそも結婚相談所での成婚という言葉は一般的な意味合いとは少し違います。

 

成婚と聞けば入籍したり結婚式をあげる意味があると思いますが、結婚相談所では結婚の意思が固まり退会することを指す言葉です。

 

結婚相談所は結婚相手を探す場所なので、結婚を前提にお付き合いする人が見つかればいつまでも在籍している理由はないので、二人揃って退会します。

 

これが結婚相談所での成婚になります。

 

この成婚という言葉は各結婚相談所によっても、少しずつ捉え方が異なります。

 

婚約したりプロポーズがあった時点で成婚とする結婚相談所もあれば、結婚を前提とした真剣交際を続けることを成婚とするところもあります。

 

成婚率の計算方法も各結婚相談所によって違います。

 

成婚率の計算方法は、業界で統一されているわけではありません。

 

成婚による退会をした人を全会員数で割るところもあれば、成婚による退会をした人を退会者の数で割るところもあります。

 

このように結婚相談所によって成婚率の出し方が違うので、一概に成婚率だけで質を比べることが出来ないのです。

 

漠然と成婚率はどのくらいですか？と質問するよりも、これまでの退会者の中で結婚相手を見つけて退会した人の割合はどのくらいですか？と質問した方が良いでしょう。

 

結婚相談所によって成婚率の出し方は違いますし、成婚率を公表していない結婚相談所も多くあります。

 

公表されている成婚率を見てみると、10％くらいのところが多いです。

 

これは成婚退会者数を、全会員数で割る計算方法によるものです。

 

分母の違いで成婚率は大きく違ってきます。

 

成婚して退会した人の数が同じ20人でも、分母が大きくなれば数字も少なくなります。

 

これまでに入会した全会員数200名で割れば10％の成婚率になりますし、総退会者50名で割れば成婚率は40％となります。

 

成婚率10％と40％ではかなりインパクトが違いますが、実は中身は同じです。

 

成婚退会者数を全会員数で割った成婚率が20％以上の結婚相談所であれば、かなり良いところであると言えます。

 

成婚率の高いところは成婚のためのサポートが充実しているところが多いです。

 

 

結婚相談所を選ぶ上で成婚率を調べることは大切ですが、各結婚相談所によって計算方法が違うので注意が必要です。

 

成婚率の高さはそのままサービスのクオリティーが高いことを意味しますから、事前にチェックしてみましょう。

おすすめ大手結婚相談所ランキング